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ヒトメディア、米ロボットスタートアップと資本・業務提携

Aug 27, 2015

~会議用ロボット型IoTデバイス「Kubi」を販売開始!~

株式会社ヒトメディア(本社:東京都港区、代表取締役:森田 正康、以下:ヒトメディア)は、2015年8月、米国Revolve Robotics社(本社:San Francisco、CEO:Marcus Rosenthal、以下:R社)に対し出資を行いました。それに伴い、 R社の国内における輸入総代理店として、同社の会議用ロボット型IoTタブレットスタンド「Kubi」の販売を開始します。
 また、5月に設立した株式会社ヒトトキインキュベーター(ヒトメディアと日本たばこ産業株式会社との合弁会社)の出資第1号案件となります。

[Kubi Japan オフィシャルサイト]
http://kubijapan.com/

■Kubiとは?

Kubiは日本語の「首」を由来とする、左右に300°上下に90°自由自在に稼働する、最も安価で手軽に利用できるロボットです。お手持ちのタブレット端末とKubiを繋ぎ、専用のアプリやサードパーティのテレビ電話アプリを使用することで、まるで通話先の相手が目の前にいるかのような感覚を思わせてくれる全く新しいロボット端末です。

Kubi

Kubi

■テレプレゼンスで広がる新たなバーチャル領域

実際にその場にいなくても物事をバーチャルに確認出来る仕組みを「テレプレゼンス」といい、⾃宅から仕事のする⼈の数が600万⼈以上という米国では、近年広く普及してきました。このような流れは米国では教育現場にも浸透してきており、米ミシガン州⽴⼤では、Kubiなどのテレプレゼンスロボットを使用して、その授業を選択してないクラスの生徒がKubiにアクセスして、バーチャルで授業を受けるという試みを⾏っております。この授業に参加した生徒たちからは、とても高い評価得ることができました。
ヒトメディアでは、Kubiの販売業務を⾏っていくと共に、今まで培ってきた教育と異⽂化領域に特化した開発技術を活かし、様々なソリューション開発を⾏っていきたいと思っています。

米ミシガン州⽴⼤で⾏われたKubiを使った遠隔授業の様子
米ミシガン州⽴⼤で⾏われたKubiを使った遠隔授業の様子

■Kubiの使⽤例

Kubiは、遠隔地とのビデオ会議、バーチャル受付、カスタマーサービス、ジムトレーニング、アパレルなどの接客、セキュリティ監視、病室モニタリング、夜間監視、在宅看護、隔離病棟モニタリング、患者モニタリング、患者カウンセリング、過疎地のヘルスケア、会社・学校の保健室、遠隔教育、在宅教育、専門教育、職業教育、試験監督、図書館司書、家庭教師、個別指導、ペット・動物モニタリング、遠隔旅⾏、などなど、Kubiがあるだけで様々なビジネスを可能にし、あらゆる職業のスペシャリストと瞬時に繋がることができます。
ヒトメディアでは本年度よりKubiを導入し、海外とのビデオ会議や、遠隔地とのセミナーなどで積極活用し、日々ノウハウを蓄積しています。

海外のクライアント(フィリピン)との共同作業の様子
海外のクライアント(フィリピン)との共同作業の様子

海外のクライアント(フィリピン)との共同作業の様子
遠隔地との共同作業でも書類や板書の確認が⾏えます

株式会社ヒトメディアについて(http://hitomedia.jp/

所在地:東京都港区元麻布3-1-35 c-MA3 A棟4F
設立:2006年12月
資本金:3990万円
代表者:代表取締役社長 森田 正康
事業内容:教育と異文化領域に特化したインキュベーション事業

Revolve Robotics社について(https://www.revolverobotics.com/

所在地:San Francisco, CA 94107
設立:2014年1月
代表者:CEO Marcus Rosenthal
事業内容:可動型タブレットスタンド「Kubi」の販売、Kubiの操作アプリ・API開発

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